大学病院に転職するには？

大学病院へ転職する

転職を考えている看護師なら、人気の大学病院は気になるところですよね！ただ、基本的に大学病院は新卒採用に積極的です。民間の総合病院も同じように新卒採用を推進している傾向があるので、転職となるとちょっとハードルが高くなるように思えます。新卒採用で十分な人数が採用できれば、中途採用の数が少ないのはある意味仕方のないことです。では、転職者にとって大学病院は難関なのかというと、実はそうでもないんです。ポイントは、どの診療科を選択するかということです。総合病院の勤務経験や特定の診療科の経験や高いスキルがあるならば、即戦力として大学病院へ転職することも十分に可能です。

転職理由と志望理由はどうする？

転職する人にとって転職理由と志望理由は悩みどころです。面接の場になれば、転職理由と志望理由は必ず聞かれる部分ですよね。志望理由については、履歴書や職務経歴書を作成する段階で必要になります。
採用する側にしてみれば、なぜ転職したいかは重要な問題です。ここで注意したいのが、前職の不満をそのままストレートに伝えないようにすることです。転職するということは前職に満足できていないということで、それは採用する側も暗黙の了解です。ただ、「その理由で転職？」と思われてしまうような理由を出してしまうと、「それならウチに入っても同じ理由で辞めてしまうだろうな」と思われるだけです。転職理由で大切なのは、転職を決意することになった原因ではなく、「転職することで何が実現できるか」という部分をクローズアップしていく必要があります。例えば、「看護師としての経験を積んでいく中で、〇〇の分野についての知識をさらにつけていきたいと考えるようになりました。最先端医療の現場である大学病院なら、より多くのことを学ばせていただけると思い転職を決意しました」などと表現できるでしょう。「前の職場にいるだけではできないことができる」「さらにステップアップしたい」など、将来への前向きな希望を軸に理由をまとめていくようにしましょう！
志望理由については、先方が何を求めているかをまず理解することからです。人材を採用する側が転職者に対して不安に感じるのは、長く働いてくれるかどうかです。集団になじめなくて病院を転々としているようでも困ります。この2つの問題をクリアしていて、即戦力となる人材だとわかれば、かなり興味を持ってくれるはずですよ！志望理由では、「以前から〇〇の分野の業務を経験したいと考えていましたが、前職ではそのような機会を持つことがなく、今後実現することも難しいと感じていました。貴院では、〇〇の分野で最先端の医療を実践されていると知り、〇〇について勉強しながらさらにスキルアップができると考え志望いたしました。」のような感じにできます。